【欧米豪編】2020年のインバウンドカレンダー

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年の瀬が迫り、あと1週間ほどで2019年も終わろうとしています。
今年はG20大阪サミットやラグビーW杯といった国際的なイベントの影響もあって、非常に多くの訪日外国人を記録しました。
そして来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、さらなる訪日外国人の増加が予想されます。

先週は訪日外国人の約半数を占める東アジアの国々のインバウンドカレンダーを紹介しました。
※まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方は「【東アジア編】2020年のインバウンドカレンダー」をご覧ください

今回は、東アジアに比べて訪日外国人数は少ないものの、滞在日数が長く訪日中の消費額も大きい欧米豪の国々のインバウンドカレンダーを紹介していきます。

 

【2020年版】アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・フランスの連休カレンダー

 

欧米諸国の月別訪日客数

※グラフ内の点線は2018年、実線は2019年のデータです
※2019年は発表済みの10月までのデータで作成しています

 

【アメリカ編】

 

訪日アメリカ人は、3月から7月にかけて高い水準を維持しており、中でも3月と6月に最も多くなります。
アメリカの学校は6月から夏休みが始まるところが多いため、家族旅行などで訪日するアメリカ人が増加するのです。

アメリカには日本のゴールデンウィークのような長期休暇はありません。
祝日に合わせて有休を取得し、休みを繋げることが一般的なようです。
また、アメリカの祝日には連邦政府が定める「Federal Holidays」と州政府が定める「State Holidays」の2種類があります。
下記の祝日はFederal Holidaysでアメリカ全土で有効な「国民の休日」です。

 

2020年のアメリカの祝日

1/1 元日
1/16-18 キング牧師誕生日
2/13-15 大統領記念日
5/22-24 戦没将兵追悼記念日
7/3-5 独立記念日
9/5-7 勤労感謝の日
10/10-12 コロンブスの日
11/11 復員軍人の日
11/26 感謝祭
12/25-27 クリスマス

 

 

【カナダ編】

 

訪日カナダ人は3月から5月にかけてと10月に増加する傾向にあります。

2019年10月は、前年同月比11.7%増の37,700人で、10月として過去最高を記録しました。
ラグビーW杯観戦を目的とした訪日需要の高まりに加えて、カナダとの関係が冷え込む中国やデモが続く香港から日本への渡航先を変更したことがその理由として考えられます。

カナダもアメリカと同様に、連邦政府が定める祝日と州政府が定める祝日があります。

 

2020年のカナダの祝日 ※ブリティッシュコロンビア州

1/1 元日
4/10-13 聖金曜日 & 復活祭月曜
5/16-18 ビクトリアの日
7/1 建国記念日
8/1-3 市民の日
9/5-7 勤労感謝の日
10/10-12 感謝祭
11/11 戦没者追悼日
12/25-28 クリスマス & ボクシングデー

 

【オーストラリア編】

 

訪日オーストラリア人は12月から1月にかけてと4月・9月に増加します。

12月から1月にかけてはスキー目的の訪日が非常に多いです。
南半球のオーストラリアはこの時期は夏のため国内でスキーができないことと、日本のパウダースノー人気が増加の理由です。
※日本のスキー場のインバウンド人気については「【インバウンド】スキー場V字回復のカギとは⁉」をご覧ください。

2019年9月の訪日オーストラリアは前年同月比24.4%増の60,500人で、9月として過去最高を記録しました。
ラグビーW杯を目的とした訪日需要の高まりに加えて、パース-成田線の新規就航もあって好調な伸びを記録しました。

オーストラリアもアメリカ・カナダと同様に、連邦政府が定める祝日と州政府が定める祝日があります。
下記の祝日はオーストラリア全土で有効な国民の祝日です。

 

2020年のオーストラリアの祝日

1/1 元日
1/25-27 建国記念日
4/10-13 聖金曜日 & 復活祭月曜日
4/25-27 アンザックの日
6/6-8 女王誕生日
10/3-5 勤労感謝の日
12/25-28 クリスマス & ボクシングデー

 

 

【イギリス編】

 

訪日イギリス人は例年3月・4月・10月に増加します。

2019年9月の訪日イギリス人は前年同月比84.4%増の49,600人で、単月として過去最高を記録しました。
EU 離脱後の経済に対する不安感はあるものの、イングランド・ウェールズ・スコットランドが出場したラグビーW杯を目的とした訪日需要の高まりやロンドン-関西線の就航等による航空座席供給量の増加もあって、好調な伸びを記録しました。

イギリスでは下記の祝日に加えて、イングランド&ウェールズ・スコットランド・北アイルランドにそれぞれ祝日が設定されています。

 

2020年のイギリスの祝日

1/1 元日
4/10-13 聖金曜日 & 復活祭月曜日
5/8-10 アーリーメイバンクホリデー
5/23-25 スプリングバンクホリデー
8/29-31 サマーバンクホリデー
12/25-28 クリスマス・ボクシングデー

 

 

【フランス編】

 

 

訪日フランス人は4月・7月・10月に増加します。
3か月ごとにピークが訪れるのは珍しいですが、ピンポイントでインバウンド施策を行いやすいと言えます。

 

2020年のフランスの祝日

1/1 元日
4/11-13 復活祭
5/1-3 メーデー
5/8-10 第二次世界大戦戦勝記念日
5/21 キリスト昇天祭
5/29-6/1 五旬祭
7/14 革命記念日
8/14-16 聖母被昇天祭
10/31-11/2 万聖節
11/11 第一次大戦休戦記念日
12/25-27 クリスマス

 

 

アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・フランスの欧米豪5か国について見てきました。
これらの国々の特徴として、聖金曜日&復活祭月曜日(イースター)休暇によって3月・4月に訪日数が増加しているということが分かります。
聖金曜日&復活祭月曜日(イースター)は年によって3月にあるか4月にあるかが変わってくるので注意が必要です。
また、2019年に限った特徴で言うと、9月・10月にラグビーW杯による訪日客数の高まりが見られました。
より参加国が多く、大規模なスポーツイベントである東京オリンピック・パラリンピックがおよぼすインバウンドへの影響はさらに大きいものになるでしょう。
※ラグビーW杯のインバウンド効果についての記事は「ラグビーW杯 総括!インバウンドへ与えた大きな影響は!?」をご覧ください。

2020年のインバウンドを考えるきっかけになりましたら幸いです。

 

 

こちらも併せてご覧ください
>「【東アジア編】2020年のインバウンドカレンダー

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