パッケージデザインを変えずに商品の魅力をPRし、外国人のお客様の 購買動向を知る

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国内5大ビールメーカーの1つサッポロビール株式会社。『エビスビール』『サッポロ生ビール黒ラベル』等を中心としたビールや発泡酒、ワイン・焼酎などの酒類製造販売を行っています。今回はPayke導入の背景、そして活用法を、小売店での販売促進を担当されている営業本部営業部流通グループの稲田様にお話を伺いました。

 

ー稲田様が所属する営業本部営業部について教えてください。

稲田:営業部流通グループでは、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売店様でサッポロビール製品を拡売するための販促施策を立案しています。例えば、全国の小売店様で個別実施が可能なキャンペーンのパッケージを準備、新しいサービス・アプリの導入などの検討も行っています。

 

ーPaykeを導入したきっかけを教えてください。

稲田:もともと飲食店様や小売店様の営業担当者からメニューや商品情報を説明する簡単なPOPの制作などについては、依頼があれば個別で対応していましたが、2020年を目前にインバウンド対策を行っていくという会社の方針の下「何かできることはないか?」と昨年から本格的に対策を検討していました。そんなとき小売店様との商談の中でPaykeの話を伺い、面白いことをやってらっしゃるなと思ったので、是非詳しく話を聞きたいとご連絡させていただきました。

パッケージデザインを変えずに商品の魅力をPRし、外国人のお客様の購買動向を知る

 

ーどんな部分が面白いと思われたんですか?

稲田:Paykeのサービスで一番面白いと思ったのは、JANコードでスキャンができるというところですね。弊社でもQRコードをキャンペーンの応募などで使用していますが、商品情報を表示させるという目的では使っていませんでした。
QRコードを読み込むというものが多い中で、Paykeは既存のJANコードをそのまま使用できるので、パッケージデザインなど変更する必要がありません。QRコードでのキャンペーンの場合はシール等で対応していますが、そういった作業の発生はないので非常にありがたいと思っています。

会社の方針もある中「何かしなければ・・」と思っていたタイミングだったこと、またサービスの料金も安価だったこともあり、導入を決めました。インバウンド施策の第一弾として、始めやすかったです。

インバウンドの方々が日本でどういう買い物をされているのかデータもあまりない中、商品の魅力をPRできるだけでなく、外国人のお客様の購買動向を知ることができるのも良いと思いました。

 

ーPaykeの管理画面は、どれくらいの頻度でご活用していますか?

稲田:1週間に1回は見ています。新商品や期間限定品が毎週発売されるので、それらの情報がPaykeアプリユーザーにきちんと表示されるよう商品情報の登録や検索状況を確認しています。
Paykeの機能として、 web上の商品情報を自動で取りに行くという仕組みはとても面白いと思います。私が管理できていない商品はweb情報から自動で登録されます。Paykeアプリユーザー側も、どんな商品をスキャンしても何らかの情報が出てくるのは、とても便利な機能だと思います。

 

ー今後、Paykeを利用して行っていきたいことはございますか?

稲田:まずはPaykeとサッポロビールが連携している、ということをアピールしていきたいです。もっと外国の方にサッポロビールの商品を見てもらい、理解してもらえればいいなと思います。というのも、インバウンドからのニーズが強いのはやはり化粧品や医薬品ではないかと思います。また日本のお酒=日本酒のイメージを持って来日される方も多いのではないでしょうか。そんな中でもPaykeを通じてサッポロビールを「日本のビールメーカー」として外国の方にもっとアピールし、サッポロビールという会社・商品を知っていただきたいです。

様々な媒体からインバウンドに関する情報を集めてはいますが、Paykeを導入している他の企業さんのお話しも伺いたいです。どんなことを考えているのか興味がありますし、そういった機会を利用して国内メーカー間のつながりが作れたら嬉しいです。

ーありがとうございました。

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