新たに海外のエンドユーザーに向けて認知を拡大

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フルーツゼリーの製造・販売をしている株式会社たらみ。
『くだもの屋さん』 『たらみのどっさり』 『とろける味わい』 『PURE』『ごろっと果実』シリーズなど、全国のコンビニやスーパーに並ぶ人気商品を多く開発しています。
株式会社たらみでは、Paykeをご利用いただき、海外の消費者に向けた訴求を行っています。

今回は、株式会社たらみのPaykeの導入・活用について、マーケティング部の古木様にお話を伺いました。

 

ーはじめに、株式会社たらみについて教えていただけますか。

古木:株式会社たらみはフルーツゼリーの製造を行っている専門メーカーです。1969年に創業し、長崎県にある多良見町というところで青果業を始めたところからたらみはスタートしました。多良見町のフルーツをいつでもどこでも食べてもらえるように、ということでフルーツゼリーにして皆様にお届けしています。

主な商品としては、スーパーに多く陳列されている「くだもの屋さん」「たらみのどっさり」「とろける味わい」、コンビニで目にすることが多い「ごろっと果実」という商品を製造しています。メインターゲットは30代~50代の女性ですが、小さいお子様からお年寄りまで、幅広い層の方に支持していただいています。

 

ー古木さまが在籍されているマーケティング部の役割について教えてください。

古木:マーケティング部には6名在籍しておりまして、商品の企画から、消費者の調査、商品のコンセプトやデザイン・ネーミングを考えるところまでを担当しています。商品の中身については、長崎県に開発部がございまして、その部署と連携して、試食をしながらどんな味にするかを考えています。あとは、流通さんと商談をする際に同行をしています。

毎年大幅に流行りのものが変わることはないのですが、それでも毎年少しずつ傾向が変わるので、店舗に足を運んで市場調査を行っています。そういったところからアイディアを得て、商品の企画を行っています。スーパーとコンビニで、新商品が売り出されるタイミングが異なっておりまして、スーパーは春と夏の2回、コンビニには2~3カ月ごとに季節に合わせたフルーツを使ったものを提供しているのですが、開発の難しさによっては1年前から企画を始めるものもあります。

 

ーPaykeを知っていただいたきっかけを教えていただけますか?

古木:弊社代表取締役が展示会でPaykeを知ったのですが、その後に詳しいお話を伺ったところ、商品がPaykeでインバウンド客に良くスキャンされていると分かり、導入を決めました。

商品情報の登録の仕方も簡単ですし、コスト面でも非常に費用対効果の高いサービスだと思いました。

一番魅力に感じたのは、既存のJANコードをスキャンするだけで、その場で商品の紹介ページが表記され、お客さん自身で情報を取りに行ってもらうことができるところです。しかもそのお客様の言語で商品情報を表示できるというスキームは素晴らしいと思いました。

Paykeで取れるデータやレポートは、今後のマーケティングに活かしていけそうだなとも思いました。将来性のあるサービスですよね。

ーありがとうございます。

 

新たに海外のエンドユーザーに向けて認知を拡大

ー現在株式会社たらみではどのような海外向けの対策をされていますか?

古木:弊社には海外事業部がございまして、海外に自社商品を売り、それをさらに拡大させるために動いています。現在は、中国・香港・台湾などのコンビニに商品を置いています。

対流通に関しては営業活動ができている状態なのですが、今まではエンドユーザーに対する対策は何もできておりませんでした。ですので、Paykeを導入したことで新たに海外の方に向けて認知拡大のためにPRできるようなプラットフォームができたと思います。

また来年から、中国に工場を設けて現地生産を行っていくために、現地会社、商社、たらみで合同会社を立ち上げることになりました。生産技術は日本仕様で、原材料はすべて中国で調達します。それに先駆けて、中国の方への認知を広めるというところでは、Paykeが有効的なのではないかと思っています。

 

ー普段はPaykeをどのようにお使いいただいているのでしょうか。

古木:商品登録をメインで行っています。日本語での商品登録自体はブログを投稿するような感覚でぱぱっとできますね。動画や画像の貼り付けもすぐにできますし、PCの初歩的な操作がわかれば誰でも簡単にできるようになっています。それ以上に感心だったのは、ボタン一つで多言語に対応できることです。ここに非常にメリットを感じました。
現在はすでに発売している商品の登録を進めつつ、新しい商品が出ればそのタイミングで登録を行っています。

―これからさらにPaykeを活用していただくために、考えていることはありますか?

古木:今後は、自社商品の近くにPaykeアプリでスキャンすることで商品情報が見られる、というポップを作ろうという話も出ています。
そして、Paykeで見られるデータを流通さんに対しての営業に使っていく予定です。流通さんに刺さるようなデータがマンスリーレポートという形でまとまっているので、もっと活用していきたいですね。

ーありがとうございました。

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